Hiroshima Kenoh Centre Marche
太陽の温もり、土の匂い、水の音。
自然に抱かれる場所で、のんびり開く市場。
それが「Centre Marche（セントルマルシェ）」です。
フランスの南東部に位置するプロバンス地方と、県央エリアの風景や生活スタイルにはさまざまな共通点があります。そこに着目し、プロバンスをテーマにしたこのイベントを開催することとなりました。
◎セントルマルシェってなあに？
「セントルマルシェ」とは、県央エリアのさまざまな事業所が一堂に会し、ここにしかない体験メニューや食の魅力を提供する市場イベントです。
地域で採れた新鮮な野菜をはじめとした食材や、それを使ったプロバンスメニューの屋台、手仕事が光る雑貨の販売などを行います。料理や製作が体験できるワークショップも開催するので、自分の手で何かを生み出す感動もぜひお楽しみください。
県央エリアには多彩な商品・サービスを提供する事業所がたくさんあるのに、結局いつも同じところにばかり出かけてしまっていませんか？
それは、あなたがまだ自分の好みに合う事業所と出会えていないせいかもしれません。県央の魅力をギュッと一か所に凝縮したセントルマルシェなら、きっと新たな出会いがあるはず。どうぞこの1日で、県央プロバンスの魅力をたっぷりとご堪能ください。
◎なんで「県央プロバンス」？～Homage to Provence～
大都市パリのおしゃれで都会的なイメージが先行しがちですが、フランスはヨーロッパ有数の農業大国であることをご存じですか？ 南フランスに20年暮らした女性が、県央を見て言いました。
「ここ、フランスのプロバンス地方に似てる」。
地中海とアルプス山脈に囲まれたのどかなその土地は、農の営みを通し、フランス全土に息づく豊かな食文化を力強く支えてきました。瀬戸内海と中国山脈に囲まれた県央エリアでも、米をはじめとした穀物や色とりどりの野菜が生み出されており、そこに住む人々はハーブのように山野草やエゴマを使いこなします。
自然と折り合いをつけながら、丁寧に暮らすスタイル。それこそ、緑豊かな風景以上に県央とプロバンスが共通する点なのかもしれません。