【豊栄くらす】秋の収穫いも煮会に参加しました【収穫体験】

サトイモ
古民家レストラン「豊栄くらす」では、地元・豊栄町の文化や食を楽しむさまざまな体験会「イベントくらす」が随時開かれています。

このブログでもお伝えした「とよさかマルシェ」のほか、「あなたの知らない焙煎コーヒーの世界」「NTTドコモスマートフォン教室」「スパイス香るカレー婚活」「サイクルミーティング+グランピングin豊栄」など、その内容は実にさまざま。子どもから年配の方まで楽しめる、多彩なテーマが設定されています。

11月18日(土)には、豊栄くらすに野菜を出荷している農家「OKファーム」の畑で「秋の収穫いも煮会」が開かれました。今回は、その模様をお伝えしていきます。

アウトドアを満喫♪冬にピッタリの芋煮会

「芋煮会(いもにかい)」とは、主に東北地方で秋に開かれる屋外のイベント。河川敷などに数人で集まり、サトイモを入れた鍋料理を食べます。東北地方でサトイモの収穫が始まる10月初旬から初雪が降るまでの期間で行われるそうです。
芋煮調理2芋煮調理1


山形県の「日本一の芋煮会フェスティバル」など、数万人を対象とした大型イベントから人気に火が付き、現在では日本各地で芋煮会が開かれるようになりました。

スタートから「へー!」の連発!

この日はあいにくの悪天候。朝から強めの雨が降っていましたが集合時間には小雨となり、なんとか開催されることとなりました。参加者は14名。東広島市内の人を中心に、広島市内からも参加者が訪れました。
イモ堀説明イモ堀説明2


まずはOKファームの川手さんから、サトイモについて説明を受けます。「この地方ではサトイモを子芋(こいも)と呼びます。種芋(たねいも)を親芋と呼び、そこに新たにできるイモを主に食べるためです。子芋にできるさらに小さな孫芋も、通なバイヤーさんから人気があるんですよ」との説明に、参加者からは「へー!」という声がしきりに上がっていました。

大きな株にビックリ!

川手さんをお手本に柔らかな土を掘っていくと、サトイモの大きな株が次々と姿をあらわします。「そっち持って」「いくよ、せーのっ!」「おっきいねー!」。家族で参加した子どもたちは歓声を上げながら株を掘り出し、サトイモをとりわけていました。
イモ堀イモ堀2


芋煮に使われるのは、比較的短時間で丸ごと煮込める小ぶりな孫芋です。参加者は協力して調理しながら完成を待つ間、サトイモを掘る前にセットしておいた焼き芋やネギの丸焼きを楽しみ、たき火で身体を温めていました。

たっぷり具材に大満足♪

芋煮の具材や味付けは地域によって異なりますが、この日は豚肉を使った味噌味の芋煮が作られました。使われた具材は、豚肉や味噌など一部を除いて川手さんの畑で作られたものばかり。薪をくべて使用する「ロケットストーブ」を使い、しっかりと煮込みます。
芋煮食事2芋煮食事1


サトイモやゴボウ、キャベツがたっぷりと入った芋煮は身体をしっかりと温めてくれます。参加者はGABA米を使ったおむすびとともに、あたたかな芋煮をたっぷりと味わっていました。

西条町から参加したことねちゃん(小学3年生)は、「稲刈りはしたことがあるけど、サトイモ掘りは初めて。楽しかった」と笑顔。お母さんのちはるさんは、「自由にのびのびと好きなことにチャレンジさせてやれる環境に魅力を感じました」と辺りの景色を見渡していました。

サトイモ2参加者は自分たちで掘った大ぶりなサトイモを、たっぷりとお土産として持ち帰ることもできました。ちなみに当サイトリポーターの持ち帰ったサトイモのうち、最大のものはなんと130g超! 80gを超える大きなものばかり、7つも持ち帰ってしまいました。お昼ごはんも食べられて親子で楽しく過ごせた上に、このお土産がついて参加費1,200円はお得ですね! もちろん実家へのおすそわけもとってもよろこんでもらえました♪

今後もイベント盛りだくさん♪

豊栄くらすでは、今後も多彩な「イベントくらす」の開催を予定しています。

「自転車でめぐる秋のとよさかフォトツアー“ピクニック編”」
日時:2017年11月26日(日)8:30~15:00頃

「とよさかde縁結び」
日時:2017年12月9日(土)10:00~14:00頃
申込み締め切り:平成29年11月24日(金)

とよさかカレッジ「焙煎コーヒーの世界(コーヒー講座)」
日時:2017年12月11日(月)13:30~14:30

いずれのイベントも事前申し込みが必要です。詳しい内容や参加費は、オフィシャルサイトにてご確認ください。普段と違う休日の過ごし方を提案してくれるイベントくらすに、ぜひ一度参加してみましょう!