【女性が贈りたいものとは?】商品開発座談会を開きました【手土産の魅力アップ!】

セントルマルシェブランド
実家へ帰省する際や久しぶりの友達との集まり、取引先へのちょっとしたごあいさつ。暮らしの中で手土産が必要となるシーンはさまざまです。贈る人の心遣いが感じられる手土産をいただくと、うれしい気持ちになりますよね。

県央3町(豊栄、福富、河内)では2017年から、フランスのプロバンス地方をテーマに掲げた「県央プロバンス計画」に取り組んできました。その中で、事業者を横断した商品開発や販路拡大も進めています。

その一環として8月27日、広島県央商工会にてセントルマルシェブランド商品ブラッシュアップを目的とした「女性が購入したくなる手土産商品開発座談会」を開きました。

各分野の専門家がそれぞれの立場を生かした意見を

この座談会は、セントルマルシェブランド商品を女性が購入したくなる手土産として活用してもらうためには、何が必要なのかを把握するために開かれたものです。広島県央商工会からの委託を受け、女性目線のマーケティングやイベント企画を手掛ける株式会社ハーストーリィプラスが実施しました。

対象となったのは、商品開発やパッケージのブラッシュアップに取り組んできたセントルマルシェブランドの食品や雑貨など。参加モニターには事前にパンフレットやチラシなどを送付して情報を提供し、「手に取りたくなる商品は?」「県央外の人に贈りたいものは?」「自分のために購入したいものは?」といったアンケートに回答してもらいました。

意見の様子

意見の様子

この日のモニターは5人。雑貨販売会社の経営者や地域活性化戦略の専門家、食や農に関する製品を手掛けるデザイナー、カフェ兼イベントスペースの経営者、中小企業や個人事業主のブランディングに携わるフリーライターなど各分野の専門家が、女性や主婦としての意見に加えて自分の専門分野を生かした意見を出し合いました。

販売する店舗側の意見も

座談会では「これまでもらってうれしかったギフトは?」「知人や取引先に贈りたいギフトの条件は?」「セットとして販売するならどのような組み合わせが良いと思いますか?」などの質問に、モニターがそれぞれ意見を述べていきます。

清水さん
※PH セントルマルシェの主旨や地域の特徴を説明するオブザーバーの(同)CONTACT清水さん

「新鮮な果物」「ひと手間加えて楽しめるシンプルで応用が利く食品」「気軽に分けてすぐ食べられる個包装のもの」「商品の背景にエピソードがあるもの」など、専門家の視線を生かした活発な意見が飛び交いました。

モニター
※PH 手に取って商品を確認するモニターたち

手土産がテーマということで、商品の組み合わせ方やパッケージについての意見も多く、「自分で組み合わせてラッピングしたい人への提案を」「ビン類は手に取りやすいようできるだけ小さく」「生産者の想いをちょっとした同封物に」など、具体的な提案が多数出ていました。

また、オブザーバーとしてお米をテーマにした産品も扱う「レストラン 豊栄くらす」や、「道の駅 湖畔の里 福富」にも参加してもらい、産品を扱う店舗側の意見を聞き取り。実際に店舗で売れている商品の特徴や価格帯、セントルマルシェブランドへの意見などを述べてもらいました。

さらなるブラッシュアップへ

広島県央商工会では今回の意見を生かし、各事業者のセントルマルシェブランド商品の開発やさらなるブラッシュアップを支援。その後「県央地域を応援したい!」という女性たちを招き、お披露目会を開く予定です。

「県央のお土産といえばコレだよね!」と言っていただける商品を目指し、セントルマルシェのイベント会場や地域産品を取り扱う店舗などでも随時ご紹介していきます。どうぞご期待ください!