試食会

県央商工会は11月27日、「Bon appetit ! Kenoh(ボナペティ!県央)~新食材の可能性を探る試食会~」を開きました。

現在県央3町(豊栄、福富、河内)では、フランスのプロバンス地方をお手本にした「県央プロバンス計画」に取り組んでいます。今回の試食会もその一環として、地域食材のブランド化を推進するために商社や小売店のバイヤー、飲食店関係者、行政の担当者などを招いて開かれました。

ここは「県央プロバンス」

会場となったのは、豊栄町乃美地区にある築80年以上の古民家です。住む人がおらず空き家になっていた建物を、地域の拠点として活用できるよう改装しました。テーブルセットをはじめとした家具は、フランス・イギリスのアンティーク家具を扱う「Re : come across(リカムアクロス)」からレンタルしたものです。

会場のセッティングセントルマルシェブランド商品紹介コーナー

会場の一角には、セントルマルシェブランド商品を紹介するコーナーも設けられました。

県央エリアでよくみられる赤瓦の家並みや豊かな緑の景色は、フランスのプロバンス地方と共通点が多いといいます。ハーブのように山野草を使いこなす自然と調和した暮らしぶりも、プロバンスに似ているのだとか。県央商工会はそのことに着目し、2年前からプロバンスをテーマにしたおしゃれなイベント「セントルマルシェ」を開催しています。

また、県央エリアの魅力あふれる製品をより多くの人に知っていただくため、デザインを統一した地域ブランド化を進めています。この試食会では、自然派フランス料理店「Shimalabo(シマラボ)」の島村光徳シェフが県央食材を生かしたコース料理をふるまいました。

盛りだくさんのコースメニュー♪

まずは飲み物として、Lavande(井上工務店)のエルダーベリーを使った「エルダーベリーのシードル」もしくは菊田農園のブドウを使った「ブドウ酢ソーダ」が提供されました。

乾杯次々と運ばれてくるメニュー

「そば粉のチーズタルト」「古代米の赤いサラダ」「ジビエのパテとりんごチップスサンド」など、彩り豊かなメニューが次々に運ばれてくると、参加者からは「きれい」「美味しそう!」といった歓声がもれます。スマートフォンで撮影したり、生産者の説明を熱心にメモしたりしながら、目と舌で20品以上におよぶ料理を味わいました。

メモ食事を楽しむ参加者

東広島市と広島大学が共同で開発を進めているブランド地鶏も、メインの食材として登場。賀茂プロジェクトが育てたもので、シンプルにグリルされ、ラベンダー塩や白ネギを使ったソース、きのことゴボウを使ったソースを添えて提供されました。

地鶏ソース

各テーブルには県央食材の作り手と来場者が席を並べ、ものづくりへのこだわりや背景などに関する会話に花が咲きます。広島市西区でインテリア、エクステリア雑貨を扱うWOODPRO(ウッドプロ)でカフェ部門を担当する大賀清隆さんは、「県内産の食材を主に扱っているので、新たな食材を導入できるかもしれないと思うと楽しみ」と笑顔を見せていました。

彩り豊かなメニュージビエデザートも

今後の展開に期待

昨年「セントルマルシェ」として2回の催事出店を行った広島三越の白井雅貴さんは「生産者の話を聞きながらプロの料理を食べることのできる機会は、これまでありませんでした」と、今回の取り組みを評価。東急ハンズ広島店の担当者・楠原由佳子さんは、「先日開かれた第4回セントルマルシェと本日の試食会に参加し、より現地へのイメージが湧きました。次の催事で、今日お聞きした生産者の思いを伝えていきたい」と話していました。

会場となった古民家は、今後もイベントスペースなどとして活用される予定。今回使われた料理や食材は、商品化の取り組みが進められています。

県央商工会では今後も、イベントとしてのセントルマルシェや、県央発の商品のブランド化に取り組んでまいります。どうぞ今後の取り組みにもどうぞご期待ください!